毎日歯磨きをしているのに、成果が出ないのはナゼ?
歯科疾患実態調査によると、毎日歯を磨く日本人の割合は97%以上。にもかかわらず、むし歯や歯周病に罹る人は少なくありません。なぜでしょうか? その理由は「ただ習慣として歯を磨いている」「自分の口の状況を知らずにケアしている」といったものが考えられます。
スウェーデンでは、患者さんが自分のリスク部位を理解してケアしている
一方予防先進国スウェーデンでは、患者さんは自分の口腔内の状態を理解してセルフケアを行なっています。特に意識してケアしているのが、むし歯や歯周病になるリスクが高い部位。こうした部位を適切なアイテムで最初にケアすることで、健康な歯を守っているのです。
スウェーデン型プラークコントロール3つのポイント
スウェーデン型プラークコントロールを実践するうえで大切なのは、「リスク部位を見つける」「リスク部位に合わせた道具を使う」「リスク部位を先に清掃する」の3点。これからのポイントに気を付けながら、たくさんの患者さんに提案してみてください。