初心者でも使いやすいフロスを選ぶ
そもそも使いづらいフロスでケアしていると大臼歯まで通すことができません。以下のような初心者でも使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
- 指に食い込みにくい繊維が太いもの
- ワックス付きですべりのよいもの
- 繊維に色が付いているもの(どこに通しているかわかりやすいため)
大臼歯の探し方をいくつか紹介する
大臼歯は鏡を使っても見えづらく、慣れないうちは「歯間がどこにあるのかわからない」ことも。患者さんが自宅でも大臼歯を見つけられるように、探し方をいくつかご紹介しましょう。
- 大きな鏡を使い、鏡に対して正面ではなく少し横&上を向く
- 口を少し閉じ、頬側の人差し指で頬粘膜を排除しながら大臼歯を探す
- 前歯の歯間に指で触れ、1本1本数えながら大臼歯までフロスを持って行く
口の中に入れる指は“人差し指2本だけ”と伝える
「指が口に入らない」「フロスが奥歯に届かない」という方は、口にたくさん指を入れてしまっている可能性があります。大臼歯をケアするとき、口に入れるのは“人差し指2本だけ”でOK! 中指のフロスを1回ほどき、人差し指を2本だけピンと立ててから口に入れてもらいましょう。