歯ぐきが老けて見える原因は?
患者さんのなかに、こんな口腔内の方はいらっしゃいませんか?

歯ぐきが下がって隙間ができていたり、赤く腫れていたり。こうした症状があると、口元が老けて見えます。放置せずに、予防&対処方法の提案をしていきましょう。
歯ぐきが下がっている方のエイジングケア
歯ぐきが下がってしまう原因の一つは、オーバーブラッシング。予防するには、ワンタフトブラシの活用がオススメです。隅角や歯頸部などにスッと届くので、ゴシゴシしなくても細菌を落とせます。

HOW TO USE
ワンタフトブラシを使うときのポイントは、クルクル小刻みに動かすこと。円錐になっている毛束の斜面部分をそっとこすりつけるようにしましょう。毛先の振動でプラークが細かく粉砕され、毛と毛の間にぐんぐん吸い上げられます。

≫ワンタフトブラシの動かし方について詳しくは、ワンタフトブラシ、「クルクル」動かすと汚れが落ちるのはなぜ?
歯ぐきが腫れている方のエイジングケア
歯ぐきが腫れる原因の一つは、歯肉縁下に残っている歯周病菌です。ここは歯ブラシの毛先が届かないので、指巻きフロスでケアするのがオススメです。

HOW TO USE
フロスを使うときのポイントは、歯肉縁下1~2㎜まで入れること。歯に沿わせてゴシゴシ動かすと、細菌を取り除くことができます。

≫フロスの使い方について詳しくは、歯周病予防に欠かせないデンタルフロス
- 歯ぐきは若い状態を維持できる
- 歯ぐき下がりの予防にはワンタフトブラシ
- 歯肉炎の予防にはフロス