1本でキレイにするにはテクニックが必要
3列ブラシ1本で3分間磨いた場合、汚れを落とせる範囲は平均して6割ぐらい。そこから、磨き残した部分を同じ歯ブラシでキレイにしようとすると、毛先を当てる角度や圧をコントロールするなど、高度なテクニックと時間が必要です。
「ワンタフトブラシ+3列ブラシ」で効率アップ
そこでおすすめなのが、ワンタフトブラシと3列ブラシの2本使い! 次の順番と時間配分で磨きます。
①歯間部や叢生部位、最後臼歯遠心などのリスク部位をワンタフトブラシで磨く…2分
②その他の部分を3列ブラシでざっと磨く…1分
結果にどんな違いがあるのか、染め出しをした写真を見てみましょう。
道具を増やすのは、患者さんにとってマイナスではなくむしろプラス。「1本だけで頑張るより、2本使うほうが効率よくキレイにできますよ!」と伝えてみませんか?
おさらい
- 3列ブラシ1本でキレイにするには時間とテクニックが必要
- ワンタフトブラシ+3列ブラシなら、効率よくカンタンに汚れが落とせる