達成感がモチベーションアップのカギ
どんなときに、人はやる気になると思いますか? 目標があるとき、興味がわいたとき、励まされたとき……。いろいろありますが、なかでも効果的なのが「達成感をしっかりと感じられたとき」と言われています。
いつも同じところに磨き残しがあり、TBIをしても反応が薄い患者さん。「キレイにできた」「ツルツルになった」を強く感じられる機会を意図的につくってみると、気持ちの変化を起こせるかもしれません。
ワンタフトブラシでツルツル&スッキリを体感
具体的な方法としておすすめなのが、ワンタフトブラシで磨くこと! ワンタフトブラシは汚れが残りやすい場所にピタッと当たり、ツルツルになったのをすぐに感じられるからです。
より達成感を味わえるのは、こんな順番。
① 磨き残しのある場所を舌で触ってもらい、“ザラザラ”を感じてもらう
② ワンタフトブラシで磨いてもらう
③ もう一度舌で触ってもらい、“ツルツル&スッキリ”を味わってもらう
いつも磨けていなかった場所。なんとなくあきらめていた場所。自分の手でカンタンにキレイにできるとわかれば、患者さんのやる気がグッとわいてきそうです。ワンタフトブラシを使って気持ちを動かすTBI、一度試してみませんか?
- モチベーションが低い患者さんへのキーワードは「達成感」
- ワンタフトブラシを使うと、ツルツルになったのを強く感じられる